日産、SiC(シリコンカーバイド)素子を使用した車両用インバーターを開発
◆日産、SiC(シリコンカーバイド)素子を使用した車両用インバーターを開発
Si(シリコン)を使用する従来のダイオードは電力損失が大きい為、その電力損失に伴う放熱対策が必要となっていた。材料にSiCを使用した独自開発の新構造「ヘテロJCTダイオード」を採用し、信頼性・耐熱性を大幅に向上させており、インバーターの小型軽量化と信頼性向上を図る。
従来のダイオード比で、ダイオードの占める面積も70%削減しつつ、インバーター回路のエネルギー効率を20%改善する事に成功。燃料電池車X-TRAIL FCVで走行実験を開始した。
今後はインバーターのもう1つの主要な構成要素であるトランジスターにもSiC素子を適応することで、更なる小型化を目指す。
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/
2008/_STORY/080905-02-j.html呪いの解き方PR